2020年10月18日、Pitch Review Day が行われました!
こちらは企画・運営全てをfrogs生のみで行い、協賛企業様等に現在までの進捗状況を発表する場です。
今年は研修同様Pitch Review Dayもオンライン開催のため、琉球frogs 12期生と全て合同で行われました。
今年のPitch Review Dayテーマは「PALLETE」。
それぞれの個性を色に見立て、このイベントを様々な個性が混ざり合う場としたいという想いが込められているそうです。
各選抜生が自己紹介を行った後は、
全体発表としてこれまでの研修の軌跡を紹介。
常陸frogs生のしずくが進行役となり、メンバーと対話しながらこれまでの様子を振り返ります。
まず、それぞれが印象に残っていることとして、当初プログラムのスケジュールに不安を感じていたことや、ミラツク西村さんの「発想力はスタート地点の多さだ」という言葉、英語研修の壁などが挙げられました。
さらに初めてのチーム結成のきっかけや苦悩を告白。
琉球frogs生のかなと同じチームになったしゅんり・はるとは、当初精神病患者のためのサービス構築を検討していました。しかし、ペルソナの気持ちになかなか寄り添えていないことを実感し、課題を食物アレルギーに対するサービスに変更したことを振り返ります。
琉球チームも共通認識を持つために実際に現場へ足を運んだことを打ち明け、他のチームもそれによってかなり刺激されたことを告白しました。
また、オンラインの難しさ、壁を感じることに悩んでいたこの頃。
OBOGとのオンライン交流会で、言いたいことを言い合って向き合う大切さを教わったと明かし、その後の研修開始前にfrogs生での話し合いが設けられたことを話しました。
グローバル研修では、英語に対する挑戦や、「3人が同じ方向を向いて進めて行くのは難しい」という結論からのかなチームの解散、考えるより行動が大事というSplunk
竹田紗希孝さんからのアドバイスなどを振り返りました。
しゅんりはbtraxのBrandon K Hillさんとのセッションを振り返り、アートとデザインの違いや、アートをどう定義するか?が解決に近づいたこと、そして「思いや課題に筋が通ってるから安心して進んで欲しい」とアドバイスをもらい嬉しかったことを打ち明けました。
はるとは、Takeoff Pointの石川洋人さんから学んだこととして、「人に感謝されることと自分がやりたいことが一致していれば共感者が集まる」というメッセージに、お金は後からついてくるの本当の意味を知れた気がすると話し、石川さんの人間的な魅力に共感者が集まっていることがわかったと振り返りました。
さらにしずくとかりんが新井さんのセッションで大号泣したことを告白。
しずくは「周りの目をいつも気にしていたけど、もっと自分を愛してという新井さんのメッセージに心打たれ、私もこういう暖かい人間になりたいと思った」と話しました。
そして株式会社アカツキの塩田元規さん・勝屋久さんの息の合ったコンビネーションや、ボーダレスジャパンの田口一成さんの「私たちは微力だけど無力じゃない」の言葉に感動したことを語り、サービス発表に進みます・・・
今回のゲストは、この3人。
株式会社KUROKO 代表取締役 池村 光次 さん
ERRORs株式会社 代表取締役 柏谷 泰行 さん
株式会社アルファドライブ 代表取締役社長 兼 CEO 麻生 要一 さん
こちらの豪華な3人にフィードバックいただきます!
寺子屋“ISHIZUE” 学校が教えないことを高校生が教えるオンライン塾
−藤原遥人
サービス内容
日本の学校教育を変え、5教科以外の勉強が認められる社会へ。
教育をISHIZUEスタンダードにし、教育を外から変える、論疑力という討論・発表ベースのオンライン塾。11月〜本格始動し、新しい教育の第一線を走れる組織にする。
フィードバック
柏谷氏 実際に動いているのが素晴らしい。そのまま突き進んで欲しい。
論疑力がフィットするのは10~20%程度ではないかと予想する。人間の向き不向き
についてはどう感じているか
→論疑力はひとつのツールでしかなく、自分のやりたいことをやれる社会にすることがミッションです。(はると)
麻生氏 実行こそが全て。
万人にとって正解の教育はなく、すべての人が望むものではないし、お金をいただ
く以上顧客に寄り添わなきゃならないという難しさがあるので、押しつけすぎす受
け入れすぎずを気をつけながら進んで欲しい。
池村氏 明確で具体的である。自身が対象者であり体現者なので、今後が楽しみ。
棚谷しずく・高野果宥・神田風人(琉球frogs)チーム
学生がのびのびと挑戦する社会を作りたいという思いでサービスを考えてきたが、課題に迷いが生じた。他のメンバーの熱い思いを見ていて、やりたいことを見つけないといけないと焦ってしまった。
前日までのメンターからのフィードバックで、それは生涯をかけてやりたいことなのか?と問われ、前日まで作業を進めていたが今の段階で発表は難しいと判断した。
現在はまだ自分たちが作りたい世界を具現化できておらず、課題に寄り添えていない。リープデイに向けて、解散も視野に自分たちそれぞれがワクワクするものをもう一度探す。
フィードバック
柏谷氏 あらゆる判断に正解も不正解もない。あらゆる過去は自分たちのこれからの行動で
正解にしていける。これは自分に正直な判断をしたんだと思う。
本当にやりたいこと・本当に好きなことは、通常なかなか出会えない。なんか興味
がある…なんか好奇心がある…でまず始めてみること。手を出してみて自分はどう
感じたか、やってみて振り返ることがやりたいことを見つけることに繋がる。
麻生氏 ほとんどの人がやりたいことがない。なのでそれを恥じることはない。
やりたいことを見つけるためには、困っている人の話をたくさん聞く・会いに行く
こと。
3人で話し合っていても課題は見つからない。世界には困っている人がたくさんい
ることをまだ知らないだけである。新型コロナウイルスによって、今、全員困って
いるので、まずあらゆる人に話を聞くこと。その中で、この人のために何かしたい
という人が見つかる。
宮崎隼吏 チーム
サービスの完成が間に合わなかった。
日本のアートの市場を拡大させたいという想いはあるが、いい答えが見つからず、圧倒的準備不足。LEAPDAYでリベンジしたい。
サービスに対する想い・・・誰もがアートに気軽に参加できる世界を作りたい。自分はアートを身近に感じているが、周囲には敷居が高い、何から手をつけていいかわからないという声が多い。それらを解決するサービスを構築したい。
フィードバック
柏谷氏 熱い思いがあるならいいアイデアが見つかる。
最後に、frogs生から現在の想い・LEAPDAYに向けてを一人一人発表しました。
高野果宥
自分で動くことにめんどくささを感じていた。グローバル研修を通じて動くことの大事さを学んだ。行動したことで答えだけでなく人の心の暖かさを知れた。みんなのことをハッピーにできるサービスを作る。
棚谷しずく
周囲を気にして行動しない自分を変えたいという動機。グローバル研修を通じて、自分を大切にすることで自分の大切にしたいことに周りからの共感が得られるということを学んだ。自分の成長だけでなく、自分の想いをのせたサービスとともに成長する。
藤原遥人
起業家になりたいということが目的になっていた。自分がやりたいことをやっている人に憧れるようになった。今まで行動する大切さの表面的な意味しか理解できていなかったこと自分で動くことで意味がわかるようになった。あと2ヶ月、スピードを上げて成長する。
宮崎隼吏
今まで手当たり次第に経験し、そこそこうまくできていると勘違いしていた。行動と言動を一致させる難しさや、どんなに忙しくても、好きなことはやりきる意志の強さが足りていなかったことに気づけた。今まで目を背けたくなっていた自分の行動に気づくことができた。今後は優先順位をつけ、やるべき時にやるべきことを200%やる。
ゲストからのメッセージ
池村氏
ここから本当に変われるかどうかで決まってくる。12月がおわりではないが、ここから2ヶ月で皆さんがどう変わっていくか楽しみにしている
柏谷氏
自分はもうちょっとみんなが生きやすくなったらいいと思って事業をしているが、そのために大事なことは勇気である。自分と違う考えを受け入れる勇気・一歩踏み出す勇気・見たくない自分を受け入れる勇気・・・
勇気は出さないまま年齢を重ねると出すのが大変になってくる。勇気を出してみる習慣をfrogsで身につけて欲しい。
麻生氏
最後まで走り抜けて欲しい。できれば人生を通してこの活動を続けて欲しいが、今はまだやらされていると感じている部分が少しあるのではないか。
この活動をLEAPDAYで終わりにしないで欲しい。LEAPDAYまでの残り2ヶ月間は、そのプロセスを通じてどうやって生きていけばいいかという生き方・考え方を体得するための2ヶ月にして欲しい。
その後の交流会でもゲストや参加者様からあたたかいメッセージや激励の言葉をいただき、とても学びある一日となりました。
選抜生たちの集大成の場、LEAPDAY Hitachi 2020 はこちら!!
LEAPDAY Hitachi 2020
2020年12月6日
第一部 10:00~12:00 第二部 13:00~17:30
↑こちらよりオンラインチケット(無料)にお申し込みください。
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